伊藤塾
        
伊藤利光塾長の思い  日田の観光紹介 画像  日田の有名人紹介  日田の文化財観光施設 
日田市の指定文化財 日田の歴史年表(日田市史参照)pdf    
 伊藤塾(日田歴史発見講座)

     日田市内の歴史紹介

   日田市観光歴史ガイド
伊藤塾設立主旨

日田歴史発見講座報告
 学ぶだけでは無意味・学んだ事を郷土愛につなげ日田のまちづくりに貢献する事を目的とする。
日田歴史発見講座画像紹介
少数精鋭で取り組んでいます。日田が好きな方、是非メンバーとしてご参加ください。
  漫画家・久世みずき先生
久世みずき先生四コマ漫画
久世みずきブログ
久世みずき - Wikipedia
ネオ里見八犬伝 サトミちゃんちの8男子
絵/久世みずき

  その他

児玉圀昭さん「鬼の足あと」

  リンク
日田歴史紙芝居サイト

日田古代史研究会

日田が好き

日田辞典
  伊藤塾役員 (登録会員150名)
塾長 伊藤利光・伊藤電気取締役
高句麗世界遺産登録に尽力
副塾長  桑野洋輔
筑後軌道・石人などの歴史
  石丸邦夫・日田観光協会長
卑弥呼、日田説の第一人者
事務局 小野勇夫
お金に関して天下一品
企画 相良勝彦
卑弥呼日田説、元県議
  藤井昭照
鉄鏡・鉄帯鉤の研究者
  川崎邦助
ユダヤ系歴史研究者・元市議
美術 久世みずき
プロの漫画家、日田が好き 
石橋里沙
プロのアニメーションデザイン 
雑用  佐々木祥治(二級建築士)
古代史・神話・神社大好き
  深町浩一郎
宇佐歴史資料館元館長 
問い合わせ先
事務局 大分県 日田市 田島本町 5-18
電 話  0973-24-3232  伊藤電気内
 新着情報

第65回伊藤塾「岳林寺で座禅」

日時:平成29年3月9日(木)13:00〜14:30
場所:岳林寺 JR光岡駅付近
講話:座禅の指導 瀬川道信和尚
会費:500円 事前申し込みが必要です


内容:今回で4回目の座禅の会になりますが、座禅を組み煩わしい煩悩を解脱して瞑想の世界に入ることができます。その後 茶菓接対をして郷土資料館で明極楚俊頂相図、涅槃図、仏像の拝観も行います。
 今回は伊藤塾事務局の漫画家、久世みずき先生も参加します。

      第66回 伊藤塾講座

 九州国立博物館 河野一隆先生の講演会事前案内

開催日 平成29年4月23日(日)14:00〜16:00
場所  三芳公民館 講師:河野 一隆 氏
内容  金銀錯嵌珠龍文鉄鏡について講演
定員  先着80名程度
費用  無料(事前申し込みが必要です)
主催  伊藤塾・日田古代史研究会・日田考古学同好会

申し込み先:電 話 0973-24-3232 ((株)伊藤電気内)


第56回伊藤塾は、日田の金銀錯嵌珠龍文鉄鏡は卑弥呼の鏡として高島先生を招き講演会を行いました。西日本新聞に掲載された文章です。今回河野先生からも鉄鏡のコメント頂き感謝申しあげます。

日田の金銀錯嵌珠龍文鉄鏡は卑弥呼の鏡としてこれから、邪馬台国九州説の大きな証拠となる可能性がでてきました。今回のフォーラムを通して、日田の古代意義を大いにアピールしていく次第です。

            『日田出土金銀錯嵌珠竜紋鏡は何を語るか』 
                                             高島忠平
「なんで!こんな鏡が・・・」、大分県日田市ダンワラ出土と伝えられる直径約21cmの円盤状の鉄製の鏡がある。錆で覆われているが、それでも金や銀や玉で構成された煌びやかな文様が窺える。この鉄鏡が最近、邪馬台国論争と絡んで注目を集めている。「金銀錯象嵌珠竜紋鏡」とよばれるもので、復元すると鏡の背面に、紐を通す半球形のつまみを中央に、金と銀の象嵌で、四葉を巡らし、竜や小竜が相対し、周縁に渦状の雲紋が連続してめぐる。それらの間も種々の金銀の文様で埋め尽くされ、竜の双眼に緑色の玉が入れられ、竜の体の節目に赤色の玉を埋め込んでいる。見るものに感歎の声を上げさせる、豪華な輝きをもつ鏡である。鏡の中央に付近に子孫の長い繁栄を祈る「長宜子孫」の銘が、これも金で象嵌されている。全体の文様の様式、「長宜子孫」の文字形からみて、中国後漢末期から三国期(3世紀)の所産である。これほどの鏡は、日本出土の古代の鏡の中には例がない。日本古代最高の鏡といってよい。

これと対比して取り上げられるのが三国のうち魏の初代皇帝「曹操」が所持していた「御物有尺二寸(約29cm)金錯鉄鏡一枚・・」である。魏の皇帝の御物が金錯鉄鏡され、皇后、皇太子、貴人・公主など上層の階級によって、金、銀、無文および大きさの順で所持されていた。曹操の墓も21世紀のはじめに発掘され、副葬品として鉄鏡が出土しているが、径21センチメートルとされる以外詳細は不明である。
いずれにしても日田ダンワラの「金銀錯嵌珠竜紋鉄鏡」は、スキタイ系との指摘はあるが中国からの舶来で、古代中国では王侯貴族の身分階層を表象する威信器である。そのなかでも金銀錯は皇帝でしかありえない。そのような鉄鏡がどうして日田にあったのか。卑弥呼が魏の皇帝から賜り所持した、したがって邪馬台国は九州、それも日田か、と結論を急ぐむきがあってもしかたがないくらいの資料的価値がある。あわせて「卑弥呼百枚の鏡」をはじめ数千面におよぶ古代日本の出土の鏡、中国製、当時の日本製あり、なんで古代人は鏡にそれほどまでに鏡に執着したのか。この謎は、鏡とはいったい何なのか、何のために、どのように用いられたのか、古代人の鏡に対する普遍的価値観と認識にあると、私は考えている。そこから「金銀錯嵌珠竜紋鏡」の正体に迫ってみたいと思っている。
               
                『ダンワラ古墳出土品の謎』
                           (九州国立博物館企画課長 河野一隆) 

ダンワラ古墳出土品には謎が多い。金銀およびガラスやトルコ石が象嵌された鉄の鏡(重要文化財 金銀錯珠龍文鉄鏡(ルビ:きんぎんさくしゅりゅうもんてっきょう))は比類なき名品であるし、刃連(ルビ:ゆきい)町出土と伝えられる遺物も本墳に関連するならば、帯鉤がこれほど集積している点も異色である。しかも出土古墳の実態が今ひとつ明らかではない。国鉄久大本線の土取りで消滅したと聞くと墳丘を有した古墳のように見えるが、実際に出土地点を訪ねると崖面に横穴が開口している。なるほど、鉄鏡の附(ルビ:つけたり)には貝製の雲珠(ルビ:うず)または辻金具がともなっていて、馬具の年代観を重視するなら6世紀以後に盛行する横穴墓からの出土品でも悪くはない。しかし、最初にこの遺物を学会に紹介した梅原末治氏の報文には横穴ではなく、土中からの出土と明記されている。要するに謎が多すぎるのである。現在、考古学の発掘調査技術も飛躍的に進化している。たとえばX線CTなどの機器を駆使し、土ごと取り上げて研究室で分析するような新たな研究方法も、福岡県船原古墳遺物埋納坑などで実践されている。ダンワラ古墳についても遺物や出土地の基礎調査がまず必要であろう。
とは言うものの、この出土品には古代のロマンをかきたてるような要素がたくさん詰まっている。私が注目しているのは龍の眼に象嵌されたトルコ石。トルコ石象嵌製品は、中国では夏(ルビ:か)王朝(二里頭文化期)の頃に登場するが、金銀と共に象嵌された製品が増加するのは春秋戦国時代以降である。また、年頭に九州国立博物館で開催された特別展「黄金のアフガニスタン 守りぬかれたシルクロードの秘宝」でも、西暦1世紀に営まれた遊牧民の墓であるティリヤ・テペ出土の飾り板はトルコ石と金の対照が見事であり、それはバクトリア(アフガニスタン北部)の特徴でもある。出土した帯鉤も考え合わせると、ユーラシアを渡る騎馬民族の息吹が聞こえてこないだろうか。そんな想像をたくましくしながら、ダンワラ古墳が語る声に耳を澄ませてみたい。



伊藤塾の動き
伊藤塾は、これからNPO法人を目指して日田のまちづくりに貢献して行きます。永山布政所(代官)の再建に支援します。


                  
 久世みずき先生の四コマ漫画
 

陰陽の久津媛

Copyright (C) 2012 伊藤塾. All Rights Reserved.    


inserted by FC2 system