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中国の文献の『魏志』倭人伝によると、卑弥呼の死後、後継者となったのが台与である。しかしながら有名なのは卑弥呼ばかりで台与をしっている方はさぞかし古代史が詳しいと思ってもいいでしょう。
卑弥呼は『日本書紀』の天照大神と同一人物と思われている。しかしながら台与についてはあまり語られていないのも事実。
そこで伊勢神宮に注目してみよう。祭神は天照大神と豊受大神という二人の女性の神である。読みから例えると倭人伝の卑弥呼と台与と重なり合う事から伊勢神宮には卑弥呼と台与が祀られている可能性が強い。また九州には豊(トヨ)の国があり、この国名も台与との深い絆を関連してもいいのではないか。
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筑後川流域の上流部に位置し北部九州の主要地の中心部にある。この地勢を最大限活用したのが徳川と豊臣であり、東国から九州を治めるには日田を拠点とした。その歴史は「邪馬台国」時代の歴史の繰り返しであった。
台与3つの謎 |
トヨ |
@豊の国 |
豊国とは豊前と豊後をまとめた地名をいう。
卑弥呼の宗女「台与」がこの地を治めた名残がそのまま地名となったのではないだろうか。 |
A日田は何故・・豊国 |
筑後川流域の圏内にありながら、なぜ日田は豊の国なのでしょうか。その理由も、卑弥呼=筑紫vs台与=豊国という構図に邪馬台国論争と日田の謎解きがありそうだ。 |
B『豊後国風土記』の久津媛は台与 |
久津媛は卑弥呼なのかそれとも台与なのか?。
会所山には、神功皇后伝承が色濃く残っている事実は?
神功皇后と台与は同一人物だと仮説できれば久津媛は台与の可能性が強い。日田が豊国に含まれる意味もここにあると思う。 |
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